読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

TH.Another Room

学生時代に書いた文芸作品をアップしています。

短詩集「逆転する虚無」

「のうみそ」 あかくておいしそうなのうみそ ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぱくぱくぱくぱくぱくげーげーげーげーげーとろとろとろとろぱふぇてくびがたかぶるあしくびがふるえるこまをまわしても むいみ 「じゅうじか」 きりすと まりあ せいしょ もやし…

仮面

ちなみに、この短編小説は「面白い!と、つまんねえ!」の賛否両論がメチャクチャ激しかった覚えがあります。というか、本作は長編小説の出だしをチョット改稿しただけの作品なので、どうも尻切れトンボ感が強すぎる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

アイ

まだ未完。ちなみに一度Twitterの方にアップしたこともあるよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『0』 「バラバラ殺戮」 好きな人を 嫌いな人を バラバラに殺してみましょう 両親も 友人も 無関係な人も バ…

地獄

「ぼくは君のことを忘れるべきなのだろうか。それとも、いつまでも友達だと思っている方が、君は喜んでくれるのだろうか」 『1』 去年の十月上旬に知人から連絡を受けて知った。同じ年の九月に、親友のYが自殺したことを。自宅で首をナイフで切り裂いて、…

リンとトビー

『1』 青いウサギのリンは、雪の降る白い空を眺めながら、ふと思った。神様、カンナちゃんは、どこに行っちゃったの、と。 カンナは、ちょっぴり不思議な女の子。心の中で念じるだけで、スプーンを曲げたり、ガラス製のコップを本物の白鳥に変えたりするこ…

芸術家肌の仲良し兄妹

今日、妹の空子(そらこ)が、僕の部屋の前で壊れたジョークを吐いた。「兄さん、この辺りに機関銃を売ってるような店を御存知?」 その台詞を口にした空子が、薄気味の悪くなるほどさわやかな笑顔をしていたために、焼け付くような混乱と軽度の頭痛が同時に…

四匹の手

とある小さな島に四匹の「手」がいました。彼等は仲良し義兄弟です。長男のアカは赤く、次男のアオは青く、三男のキは黄色で、四男のミドリは緑色。みんな生きていることが楽しくて仕方ありません。 彼等は、かつて人間たちの下で酷使されていた「手」でした…